日本語校正自動化ツール比較です。Webライティング、電子書籍の作成などに便利ですよ。
Webライター、作家、編集者をはじめ文章を執筆する方がすべての人が対象です。
目次
日本語校正自動化ツール比較!おすすめで安いのは?
文賢(ブンケン) クラウド型、校正以外に文章表現の提案も

「文賢(ブンケン)」は、読みやすくわかりやすい文章を書くことをクラウド上でサポートするツールです。「校閲支援」や「推敲支援」の機能によって、業務効率アップやライティングチームの文章力の底上げを実現。文章を書くことが苦手なメンバーの教育コストを削減することもできます。
文賢
文賢には、以下のような機能があります。
- 誤字脱字のチェック
- 誤った敬語のチェック
- 差別語・不快語のチェック
- 読みやすさのチェック
- 文章表現の提案
- 文章読み上げ機能や漢字の使用率チェック
- チームで共有可能な表記ルール辞書の作成
上記のチェックは、リアルタイムで軽快に動作します。
文賢に送信した文章はクラウド上に保存されないため、機密漏洩のリスクがありません。
利用者は次のような人が多いです。
- ライター(文章の「校閲・推敲」に時間がかかっている方)
- 編集者(多くのライターさんの文章をチェックしている方)
- 広報担当者(プレスリリースを書く機会が多い方)
- カスタマーサポート(お客さまにメールを送る機会が多い方)
- 文章を書くことに苦手意識のある方
「文賢(ブンケン)の料金モデルは初期費用プラス月額です。
文賢
利用者のインタビューです。
チュートリアルです。

デメリットは初期費用が高いことです。初期費用は嫌だなという人はShodo(ショドー)がおすすめです。
Shodo(ショドー)、AI!はてなブログ、WordPressとの連携対応 クラウド型

AI校正に対応しています。記事を執筆するだけで、自動で文章の校正が行われます。
(Shodo(ショドー)日本語の執筆・AI校正・相互レビュークラウドShodo(ショドー)。
- API利用時はAPIプランとなります。
- Markdown対応。
書いた日本語をAI校正でリアルタイムに校正したり、記事の相互レビューを管理できる全く新しいWebサービスです。
- ブログや記事、プレスリリースを書く方
- メディアの編集の方、編プロの方
- オウンドメディアを運営する方
- 通販サイトの記事や紹介文を運営する方
ブラウザーさえあれば、月額1,000円(税込)でAI校正やWordPress連携、Word文書ダウンロードを利用できます。月額2,000円/ユーザー(税込)のビジネスプランでは、本格的なメディア運営や執筆をするチームに向けた相互レビューの環境を提供します。
WordPressやはてなブログと連携可能です。
他の商品やWebサービスにない、スタートアップならではの革新的なサービスです。
- ブログのライティングやオウンドメディアの運営を支えるサービスです
- AIを含む高機能な校正を、導入費用なしに月額1000円から利用できます
- GmailやTwitterでShodoの校正を使える「Shodoブラウザー拡張」が無料で利用できます
- Webライターの方
- メディア編集、編プロの方
- 社内ドキュメントや手順書・説明書を執筆する方
- 仕事でGmailやTwitterに投稿する際に誤字や日本語が気になる方
デメリットは月額料金がかかることです。無料がいい方はtextlintがおすすめです。
textlint(テキスト校正くん) VsCodeにインストール型
textlintにはハードルがあります。
プログラミングソフトのVsCodeをインストールできること。ターミナル操作とUnixコマンドが使えることです。
そのかわりtextlintは無料で使えます。IT力が高めの方や技術者はよかったですね。
ただ、VsCodeは勉強すればだれでも使えるようになります。こちらの記事でVsCodeのおすすめ本やUdemyの動画を紹介しています。Udemyのセールを使えば1000円~2000円ぐらいでVsCodeを使えるようになりますね。
- boothなどで技術同人誌を販売したいにおすすめ
- VsCodeなのでMarkdownでかけます。
- GitHubでバージョン管理できます。
使い方はこちらの記事でおすすめしています。
似たものとしてテキスト校正君があります。
textlintとテキスト校正くんの違い
vscodeの拡張にテキスト校正くんがあります。
textlintとの違いが気になり、少し調べてみまいsた。
テキスト校正くんはそもそもtextlintを使っているようです。だから、細かいルールを設定したいのならtextlintを使うべきですかね。テキスト校正くんはルールを自分で設定するのが面倒な人向けですね。
pandocを使えばhtml、ePUB、PDFに出力可能
さらにいえば、pandocを使えばhtml、ePUB、PDFに出力可能です。
日本語校正自動化ツール比較表!おすすめ3選
おすすめは何を求めているかによっても違います。組み合わせて使うこともできます。
校正 | 表記ゆれ | 技術レベル | 特徴 | 特徴2 | エクスポート | |
文賢 | 〇 | 〇 | 誰でも | 読みやすい表現に修正 | ||
Shodo | 〇 | 〇 | 誰でも | AIによる修正 | 編集者と共同で文章をチェックしたい人 | WordPress、はてなブログ |
textlint | 〇 | 〇 | VS Codeが使えてターミナル操作ができる | GitHubでバーション管理したい | 無料がいい | Pandocを利用すると、PDF、ePUB、Html。 |
AIに対応しているのはShodoだけです。興味ある方は使ってみるとよいかも。
textlintの使い方はこちらです。
その他の日本語校正自動化ツール比較!おすすめで安いのは?
有料のものはMicrosoft Wordをはじめ、クラウド型にATOKクラウドチェッカー、MOJI-KA。インストール型にJust Right!7 Pro 、Press Term。
Yahoo!APIを使用している日本語校正サポート、オンライン日本語校正補助ツール、文章校正ツール(so-zou.jp)、プレスリリース校正ツールがあります。無料で利用できますが、文字数の制限があります。すべてクラウド型です。
ほかにも、五条ダンさんが開発したリライトマーカー、ハングリィ・ライク・カネゴンさんが開発したenno.jpなどあります。こちらは文字数制限がなさそうです。すべてオンラインです。
ICSさん文賢を使っているのですね。
個人的にはプレビュー機能はあれば便利ではあるものの、文賢を校正・推敲を目的に使っているのでプレビュー機能が無くても支障がないと考えています!
— 池田 泰延 (@clockmaker) September 5, 2018
※他のMarkdownプレビュー可能なツールで確認しているため
続く)
個人的にはVSCode上でGithubと連携して使いたいので、textlint + pandocで執筆しています。電子書籍やアプリ開発は校正していますが、ブログは駄文(本業ではなく、時間的に無理!)なので校正していません。。参考になれば幸いです。
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