電子書籍の作り方をまとめていきます。Webやアプリなどのソフト一覧も紹介しますね。
目次
- 1 電子書籍の作り方
- 2 電子書籍作成のソフト一覧、mobi、ePUB作成方法
- 2.1 でんでんコンバーター(epub、web、無料)
- 2.2 kindle comic creator(mobi、Mac、Win、無料)
- 2.3 クリスタ(ePub、Mobi、Mac、Win、iPad以外は有料買取)
- 2.4 BOOK☆WALKER 電子コミック作成ツール(Web)
- 2.5 LeME
- 2.6 OMUSUBI EPUBMAKER(MAC)
- 2.7 かんたんEPUB3作成easy_epub(スクリプト)
- 2.8 伝書バド(代行)
- 2.9 MCComic Maker(有料サブスクリプション)
- 2.10 adobe indesign(有料サブスクリプション)
- 2.11 Sigil(フリーソフト)
- 2.12 Calibre(フリーソフト)
- 2.13 Stanza(フリーソフト)
- 3 電子書籍の作り方の本・書籍
- 4 個人的な電子書籍の作成ソフトの選び方
電子書籍の作り方
電子書籍作成のソフト一覧、mobi、ePUB作成方法
でんでんコンバーター(epub、web、無料)

テキスト → epub → mobiの流れのようです。
Wordなんかより、テキストファイルはお手軽なのでいいですね。ソースコード的にも扱いやすいです。
小説、エッセイ、技術書などは推奨されていますが、マンガや絵本、レイアウトの複雑な雑誌などは苦手と公式サイトに書かれていました。
FAQによるとmobiの変換はKindleプレビューツールのようです。
Amazonのサイトから Kindleプレビューツール を入手してインストールしてください。
このツールを起動した画面に、EPUBファイルをドラッグ&ドロップすると、Kindleで読書可能なファイル(.mobi)に変換されます。
kindle comic creator(mobi、Mac、Win、無料)
kindle comic creatorはアマゾンが開発です。その名のとおりコミックが得意です。Mac版とWin版があります。
漫画制作ソフトのクリスタもありますが、目次の作成に多少難があるようです。そのため。このソフトが使われるのですね。アマゾン開発なので公式の安心感もあるかもしれません。
クリスタ(ePub、Mobi、Mac、Win、iPad以外は有料買取)

漫画制作ソフトの定番CLIP STUDIO PAINTです。漫画家さんはこれ1本ですむため便利でしょう。
クリスタ便利!変換専用ソフトのKindle Comic Creatorを使わなくても、クリスタの出力機能にkindleフォーマットでやってくれるものが備わっていた!盲点!!!
— match (@ninjamatch) March 10, 2019
クリスタはPro使ってるんですけど、これアレなんですね。EXはePub形式で出力できるんですね。これはデカイ……
— フミヅキ万(バーチャル角エルフYoutuberおじさん)/文月万次郎 (@manjiro_hz99) October 27, 2019
exじゃないとダメなんですね。
クリスタで自動生成した電子書籍に目次を付ける方法
・生成epubの拡張子を.zipに変える
・zipを解凍して出てきたnavigation-documents.xhtmlの中身を書き直す
・「item」「META-INF」フォルダ、「minetype」ファイルをzip
・zipファイルの拡張子を.epubに変える
面倒くさい……#創作同人電子書籍 pic.twitter.com/ujYjJnenvp— クロ僕屋 (@kurobokuya) June 21, 2019
ただ、クリスタは目次の作成がデメリットのようです。
BOOK☆WALKER 電子コミック作成ツール(Web)
電子書籍販売サイトでもある、BOOK☆WALKERさんも個人出版をやっていますね。epubに変換するツールです。
使い方はこちらです。
LeME
テキスト、Wordなどに対応。PDFは画像変換。音声、動画も対応しているようです。無料の場合は最後にロゴが追加されるようですが、boothでライセンスを購入すると削除できます。
OMUSUBI EPUBMAKER(MAC)

フィックス型EPUB3作成アプリです。個人ブログの雰囲気でしたが、ダウンロード先が三陽社メディア開発室になっていますね。画像処理ライブラリに詳しい方はご存知だと思いますがimagemagickを利用している点が注目ですね。MACです。
かんたんEPUB3作成easy_epub(スクリプト)
スクリプトもありました。

伝書バド(代行)
漫画家の佐藤秀峰さんがやっている伝書バトはjpeg納品のようです。おそらく作ってくれるのですね。
今回の企画について、伝書バトさんからもウェルカムとの回答いただきました😀今回は小説なのでepubファイルを作成して流通していますが、伝書バトさんは、基本.jpgでの納品となっています。参加者の方で自作の漫画を商業ルートで配信したい方ももしかしたらいらっしゃるかも(続く)
— 新矢イチ@イケハーアンソロ (@ichiya333) September 4, 2017
MCComic Maker(有料サブスクリプション)
フォント会社のモリサワフォントがePubに変換する、MCComic Makerをだしていましたが、年間ライセンス12万円しました。。
adobe indesign(有料サブスクリプション)
indesignはあまりいい話はききませんね。使ったことないためわかりませんけど。
Sigil(フリーソフト)
Word、Open Office、PagesからePUBに変換したのち、スタイルシートの調整などに使用します。昔使っていましたが、いろいろと小回りはきくはずです。
Calibre(フリーソフト)
インポート:CBZ、CBR、 CBC、 CHM、EPUB、FB2、HTML、LIT、LRF、MOBI、ODT、PDF、PRC、PDB、、PML、RB、RTF、TCR、TXT
エクスポート:EPUB、FB2、OEB、LIT、LRF、MOBI、PDB、PML、RB、PDF、TCR、TXT
Calibreを使えば、Wordファイルから、キンドル(Amazon)、ibooks(iPhone、iPad)、Google、ソニー、Androidなど、すべての端末で見れる電子書籍が作れるでしょう。ePUBを作成する場合、Wordは直接コンバートできないので、oftやrtfに変換しePUBを作成します。ただし、コンバートされたデータを確認すると、ソースコード的にやや難あり(^^;海外のフォーラムを見ると、使っている人と使っていない人がいるみたいです。現状、僕は使っていませんが、別ファイルに変換する場合、使うかもしれませんね。
Stanza(フリーソフト)
Wordのdocファイルを読み込めるのが特徴です。あとは対応フォーマット的にCalibreとさほど変わらないのですが、Calibreの方が多少対応フォーマットが多く、勝っている感じですかね。Stanzaのコンバートされたデータを確認すると、これもソースコード的にやや難あり(^^;iPhone用のリーダーとしても有名ですね。
電子書籍の作り方の本・書籍
この著者の本は何冊も電子書籍の作り方の本を出版されていて評判がよいようですけど、合併版がでています。
コマごとに移動させる漫画の解説もありました。
個人的な電子書籍の作成ソフトの選び方
個人的にはもう吐き出されるソースコードがが綺麗か否かがすべてですね。いかに加工しやすいデータを吐き出してくれるかが今後の焦点かもしれません。正規表現などで一括調整しやすいからです。テキストデータの方が扱いやすいと思っています。
あと、目次などの機能が気になりますね。
ご参考になれば幸いです。
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