個人出版・AI校正

typora有料化代替は!?!markdownエディタtyporaの使い方

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もともとmarkdownはVS Code派だったのですが、ちょっとやりにくいことがあって一般向けのmarkdownソフトを導入してみました。

(追記)typoraを使っていたのですが、エクスポートされるデータに不満があり、やっぱVS Codeのpandocに移行しました。

typoraは有料化!ベーター版は終了

ベーター版は無料で使えるような情報もあったのですが、もはや終わりの流れのようですね。

まあ幸い、サブスクリプションではなく買い切りの安いソフトです。値段も安いため体験版利用ののち、よければ購入でもよい気がします。

History Releasesを確認しても1.0未満はないようです。

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typoraのダウンロード(Mac.Windows.Linux)

公式サイトのトップページから15日試用版をダウンロードしました。試用版は公式サイトのトップページからダウンロードできます。

typora-setup-x64.exeをダウンロードしました。

Mac.Windows.Linux版があります。

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typoraのインストール

install for all users(recommended) > インストール先を選択してnext >デスクトップにショートカットを作るか選択してnext > Install > Finish

そのまま起動すると日本語化されていました。

次へ > 次へ > 15日間のトライアルをはじめる

Typoraは上海のAbner Leeさんが2014年から開発しているエディタのようです。

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typoraのデメリットとメリット

typoraのデメリット

有料なのは個人的に買い切りなら特に問題ありません。安いです。あと、海外系のサービスって、今後、機能追加で高くなる可能性もよくあるパターンなので、早めに買っておこうかと。

  • エクスポートしたとき、HtmlとCSSが別個にならない。→まあいいかと諦める、それほど重要じゃないかも。
  • Htmlの書き出しは目次をつけることができるが、モバイルにするとなぜか消える。。
  • 1番残念だったのは、gitbookみたく複数のmdにエクスポートに対応しているが望ましかったのですが、ありませんでした。何とかしてほしいですね。。→個別に

typoraのメリット

  • 直感的だけど使いやすい。まあまあ軽いのかな
  • CSSの割り当てがわかりやすい。
  • エクスポートもそこそこ充実していいる(Html、PDF、ePUB。WordPressの運営にも使っている人がいた)
  • Htmlの書き出しはサイドバーに目次が表示できる
  • Htmlを書き出す際に、headerとbodyにコードを挿入できるのは大きい。カスタムCSSやJavaScriptが追加可
  • 吐き出されたソースコードがそこそこわかりやすい。エクスポートのコードが綺麗だと加工しやすいです

ほかにもmarkdownとプレビューが真っ二つに別れないからいいという人もいましたね。リアルタイムに変わります。

とくにカスタムCSSやJavaScriptが追加できるのが決め手になりました、他のソフトはできないものが多いです。エクスポートした後に自分でhtmlファイルを開いていれればいいのですけど、毎回やるのはなかなかありえません。。ePUBの変換にはpandocを使っているようです。

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typoraのプロモーションコード/クーポン

typoraというかtyporaがPayPalの支払いに対応しており、PayPalが1000円オフクーポンを配っている場合があります。PayPalを持っている人はPayPalで支払うといいことがあるかもですよ。

15ドルぐらいなので半額以下ですよね(為替によりますけど)

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typoraの使い方

基本的なmarkdownかきませんが、基本的な操作は迷いませんね。ポイントだけかきます。

サイドバーの表示

表示 > アウトライン

見出しだけではなくファイル構造もわかるため便利です。

カスタムCSS

ファイル > 設定 > 表示 > テーマフォルダを開く

次のフォルダが開く

AppData\Roaming\Typora\themes

CSSの優先度は以下のとおり。

1.Typora の基本的なスタイル

2.現在のテーマの CSS ファイル

3.テーマフォルダ内の base.user.css ファイル

4.テーマフォルダ内の {current-theme}.user.css ファイル

https://support.typora.io/ja/Add-Custom-CSS/

「Night」のテーマにした場合、カスタマイズはbase.user.css、night.user.css。base.user.cssなどは新規作成すればOKです。

エクスポートした場合、スタイルはhtmlファイルに書き込まれてます。新規のclassは外部ファイルにもできますが、上書きするCSSはこちらで指定した方がよさそうです。すべて外部にすると、外部にしたCSSは!importantをつけないと上書きできないようです。

なんか知らないけど外部ファイルの読み込む順番が1番最初になっているから外部ファイルが上書きされるんですよね。。エクスポートしたあと、CSSを最後に読み込むように書き換えてあげた方が早いかも。

エクスポート

ファイル > エクスポート > export setting > エクスポート

Includ Outline Sidebar:Htmlで目次を付ける場合はチェックします。

mdの複数一括書き出しには対応していないため1つずつエクスポートします。複数のmdで本を作りたい場合は、リンクでつなぐことはもちろんできます。

typoraのバグ

pタグやdivタグでhtmlで直書きすると、コードブロックになってしまうようです。ただし、htmlなどで書き出すと問題ない。表示のみのバグでしょうか。あまり気にしなくていいかもです。

他にもバグがありました。jlarmstrongivさんの方法で回避できました。

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代替となるmarkdownエディタでおすすめは?

検討したソフトを並べてみます。markdownエディタは本当に数が多いのですね。

個人的には次のような条件で探していますので、他の用途の人はあうかもしれません。

  • UIが使いやすい(エクスポートされたHtmlやePUBのソースコードもそこそこよさそうを含む)
  • Html、ePUBのエクスポート。PDFもよいならそれにこしたことない
  • Htmlの書き出しはサイドバーに目次が表示できる
  • オリジナルのJavaScriptとCSSの割り当て
  • 商用利用可で無料か買い切り(買い切りならそこそこだしてもよい。サブスクはすごく気に入れば)
  • クラウドやweb版よりローカル管理しやすいソフトウェア版(ローカルでもどのみちDropboxで同期しているので)

iA Writer

使ってみました。

iA Writerは買い切りのようです。特にWindowsとAndroid版は安いです。

インストールしてみました。
next > all userでnext > ライセンスに同意してnext > ファイルに紐づけを指定して next > インストール先を指定して next > ショートカットを指定してnext > Install

  • わりとシンプル
  • テンプレートはインストールすればいい
  • エクスポートも設定項目がない
  • 複数のmdは無理
  • 文字を選択していわゆるアウトライナー的な入れ替えができる。

個人的に複数のmdをまとめて書き出しする機能があれば、使おうと検討しましたが、なかったです。。全体的にtyporaの方がとっつきやすかったやめに。

MarkText

フリーで評判がよさそうだったので使ってみました。無料です。

エクスポート機能が充実しておらず個人的にあいませんでした。typoraの方がいいです。

Obsidian

Obsidianは商用ライセンス有料で年間50ドルほどサブスクリプションですね。そこが平気な方はどうでしょう。typoraの方が安いです。

Ulysses

Ulyssesも有料でサブスクリプション(¥5,400/年)です。あと、Macしか使えないようです。typoraの方が安いです。

Inkdrop

日本人の個人開発者さんが作っているのですね。

見た感じはよさそうです。ただ、個人的にmarkdownエディタとしてならVS Codeでいい派なのでエクスポートが充実していることが大事です。

htmlの書き出しはあるようなのですが、ePUBなどは予定がないようです。月額サブスクリプションです。

Q.Export to .docx, .rtf, .mobi, .epub

A.No. Please export notes as HTML and convert it to a format you need.

https://forum.inkdrop.app/t/inkdrop-for-novelist/837

boostnote

こちらも有料サブスクリプション値上げでePUBのエクスポートがなさそうです。

Joplin

めも管理でクラウド系のようです。電子書籍の利用を考えたとき毛色が違うかもです。昔からあるものだとevernote、有料サブスクリプションのnotionと比較されることが多いようです。無料で使えます。Windows、Mac、Linux、iPhone、Android に対応しています。

使ってみましたが個人的にエクスポートされたソースコードがちょっと微妙だったんので見送りました。

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Dropbox対応markdownが開けるiosテキストエディタ

出先からちょっとmarkdownをiPhoneで開いて

原稿を確認したり編集したり保存したりするのに便利です。

  • Dropbox対応
  • プレビューモードはない(期待しない)
  • エクスポートもない

WrixとLiquid logicでできることを確認しました。現在はLiquid logicを使っています。

参考になれば幸いです。

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