GPT-4の有料版を使っていますが、VsCodeで直接使う方法を調べました。
目次
Genie AIとGitHub CopilotとOprnaiのGPT-4比較
OprnaiのGPT-4 | GitHub Copilot | Genie AI | |
料金 | 20ドル | 10ドル(for Businessは月19ドル) | 従量制課金 |
バージョン | GPT-4 | GPT-4 | Supports GPT-4, GPT3.5, GPT3 |
開発 | OpenAI | GitHubとOpenAIが共同で開発 | Genie AI |
メリット | 他の用途でも使える。校正や翻訳、日常で使える 本家なので新しいモデルが先行導入されやすい | VsCodeで直接使える Inline suggestion | VsCodeで直接使える Azure OpenAI Serviceとの連携 |
デメリット | コーディング目的だけならGitHub Copilotでよいかも 複数ファイルみれない | ||
備考 | ブラウザベース 個人的にはCode Interpreterはまだ微妙 | GitHub for Businessは学習に使われない |
Genie AIの評判
以前は別の拡張がダウンロード数が多かったのですけど、Genie AIが紹介されるようになりましたね。詳しくは知りませんが、利用規約違反があったようです。
Genie AIの公式です。レビューはこちらをみてみましょう。悪い評価は少ないです。
GitHub Copilotの評判
GitHub CopilotはGitHubとOpenAIが共同で開発となっていましたが、GitHub Copilotはマイクロソフトの提携も影響をあるでしょうか。GitHubはマイクロソフトに買収されて傘下です。いずれにせよ、GitHUBが開発してため安心感があります。
GitHub Copilot Chat、いまちょっと使ってみたけどエグいな……
— d.fuchi (@d_fuchi_io) July 27, 2023
複数ファイルの内容を理解してるのが強すぎる…
レスポンスも普通に ChatGPT の GPT4 よりだいぶ早いと思う…。GPT4なんだよね…?
GitHub CopilotはGPT4じゃなかったけどGPT4になったようですね。
GitHub Copilot X, which featured a number of technical previews designed to bring the power of generative AI and GPT-4 throughout the entire developer experience on GitHub.
https://github.blog/2023-07-20-github-copilot-chat-beta-now-available-for-every-organization/
個人的に今までブラウザベースのGPT-4を使ってきました。GPT-4じゃなかったからです。ただ、GPT-4になったため導入してみようと思います。両方契約するか片方にするかは状況をみて考えます。
GitHub CopilotとGenie AIの比較
GitHub CopilotとGenie AIを比較すると、GitHub CopilotはInline suggestion(コードを途中まで入力すると提案)できます。Azureを使うならGenie AIのメリットはあるのでしょうか。
個人的には学習に利用されていい!と思っているためGitHub Copilotのビジネス版は契約しなくてもいいですかね。自分のプログラミング能力を過剰に評価していませんし、コーディングは持ちつ持たれつみたいな感じが好きなので。
Code Interpreterとは
Code InterpreterはChatGPT4の有料版でしか使えません。
Code Interpreterとはコードを解釈すること。
直接実行できるのは、Python。Pythonのコードをサポートしているらしい。
個人的に使えそうと思ったのはZipやCSV。
ZipやCSVをアップロードしたりエクスポートしたりできる。インポートしたのち、グラフの表示なども可能。
ZipにはVueやJSをいれてもよいみたい。VueのファイルはエクスポートしてVscodeに実行環境があればOKのようだ。ただ、コピペする方が効率的かもしれません…。
複数ファイル横断してみてもらうのにはいいのかもと思ったのですが…。ただ、実際に使ってみると重たいためGitHub Copilotの方が現実的となりそう。
もうひとつはCSVファイルの翻訳の方が使えそう。
- CSVファイルをアップロード。
- pandasライブラリを使ってCSVファイルを読み込み、A列の日本語テキストを取得する。
- GPTを使って各テキストを英語に翻訳する。
- 翻訳されたテキストをB列に追加します。GPTなら翻訳の文字数を指定することは可能。
- 翻訳が完了したCSVファイルをダウンロードする。
翻訳はGoogle Translate APIも対応しているがGPT君の翻訳にお願いした方がよさそう。
Google Translateは微妙なので。
追記:ただ上記の方法はChatGPTは文字数のカウントに弱いため、微妙かも。。アプリなどはやはり文字数制限つきで翻訳させたいからです。
Code Interpreterはデメリットが目立ち、個人的にあまりよい利用用途が思いつきませんね。ただべーたー版なので今後に期待です。
参考になれば幸いです。
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