無料試用版30日あり!セールはいつまで!?Affinity Photo v2の使い方(トリミング/PNG減色/一括処理など)

アート

長らくPhotoshop CS6のWindows版を使っていました。しかし、Macのみで完結させたくAffinity Photoを導入してみました。使い方は簡単ですが、一応めもしておきます。

無料試用版30日あり!Affinity Photo v2の違いは?(追記)

昔のAdobeみたいな感じでv2、v3となっていくのでしょうか。それでも買い切り路線を変えないのは嬉しいところです。

  • MacとWindowsが一緒のAffinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisher。今まではMacとWInが分かれていました。片方しか使っていないと値上げと感じるかもしれません。。
  • 値上げされたiPAD版のAffinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisher
  • MacWiniPADとAffinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisherの3ツール全てを使える「ユニバーサルライセンス」
  • 違いはベクターワープ、シェイプビルダー、ナイフツール、多重レイヤー効果等の追加など。アイコンなども変わっていたため、力は入れている気もします。今の違いこのぐらいです。しかし問題なのは次です。
  • 旧バージョンは使い続けてもOK!ただ、もうアップデートしないから使い続けるならいつか乗り換えてね。ということでしょう。既存ユーザーの優遇処置はないけどセールやってくれるということですね。(1ヵ月前に買った人は辛い。個人的にも最後に買ったライセンスはあまりたっていない…)

Affinity PhotoとAffinity Designerの両方を買うと、ユニバーサルライセンスとあまり価格差がなくなりますから個人的にはユニバーサルライセンスですかね。結構、うまくつけられた値段なのかも…。Affinity Publisherはたぶんいらないんですが、興味で使ってみたいところもあります。

値上げともいえるでしょうが、Affinity Designer は2014年10月02日に公開されています。まあ、あの価格でスタッフを雇用していくことを考えると、v2になるのは妥当と言える気もします。

Affinityのトライアル版のダウンロード

トップページから体験版をダウンロードできます。アカウントは作らなければなりません。インストールはカスタムインストールなどはないので、特に迷うところはありませんでした。

セールはいつまで!?

いつもいつまでって言わないんですよね。早めに行動がいいかもです。

個人的にもう買いました。

既存ユーザーの優遇ユニバーサルライセンスに割引コードはないの?

割引コードはないようです。

アップグレードの仕組みはもっていないからセールにしたよ、と言っています。

ただし、よくみると、プロモーションコードで配ればよかったじゃないの?みたいに言い返されて

個別に一部対応しているようです。

最近買った人は、もしかしたら問い合わせてもいいかもしれませんね。

Affinityさんは悪い会社ではないようですね。個人的には半年ほどたっているため、諦めて普通に買いました。

Affinity v2のプロダクトキー

管理画面をみるとv1と違ってプロダクトキーが表示されていないのですよね…。

でも、Affinityはログイン状態、かつ起動したら勝手に有効化されました。

Affinity V2ユニバーサルライセンスをAffinity Storeから購入した場合、そのライセンスはすでにAffinity Storeのアカウントに登録されているので、Affinity IDでログインしてライセンスを有効化するだけとなります。

https://affinity.serif.com/ja-jp/learn/in-app-licence-activation

解除する方法は次ですかね。

ヘルプ > マイアカウント

Affinity v1からv2にデータ移行

初回起動時にインポート画面があり、勝手にパレットなど移植されていましたね。旧Affinityシリーズがすでに入っているPCの場合です。

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Affinity Photo v2からPhotoshopCCに乗り換え(後日談)

もともとPhotoshopユーザーでAffnity Photo(v2もかいました)を使ったのですが、やはりPhotoshopの便利さに耐えられずPhotoshopに出戻りです。次のような感じで乗り換えてきました。

PhotoshopCS4 → PhotoshopCS6 → Affinity Photo v2(Mac) PhotoshopCS6(Windows) → PhotoshopCC

* PhotoshopCS6は2023年1月末でインストール不可になりました。

フォトプランなら980円から契約できます。詳しくはこちら!

Photoshopの契約するメリットは次のとおりです。

  • Affinity Photoより使いやすいUI!これほどUIが洗練されているソフトはなかなかありません。
  • 文字ツールがめちゃ使いやすい!オプティカルとメトリクス機能がAffinity Photoにはありません。カーニング作業が自動化できます。この機能だけのためにPhotoshopを使う人は多いでしょう。
  • Affinity Photoよりかなり進化したレイヤースタイル。10年前のPhotoshopCS6と比較してもPhotoshopの方が使いやすいです。そのぐらい進んでいます。
  • パッチ処理などで自動化処理が便利
  • AIの機能追加にも積極的。
  • Adobe Fontsが使えるなど副次的なメリットがある。有料フォントメーカーと提携しています。

グラフィックソフトの使用頻度が高い人は作業時間の短縮になりますし、一度も使ったことがない人は試してみるのもありです。お金より時間が大事。

あと、プロのデザイナーとして働きたい場合は注意が必要です。実は広告系、Web系、アプリ系業界で使われているソフトはほぼAdobeです。就職活動などでAdobeを使えるのはアピールになります。だから、家でもAdobeを使っている人がほとんどです。クリスタを使うのは漫画業界ぐらいです。

企業は効率やクオリティ重視なのです。

PhotoshopCCは、7日間無料体験版があります。

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Affinityは趣味やメインがデザイン業じゃない人でしょうか。。

PhotoshopCCの契約体験談はこちらです。

Adobeはセールをやっている場合があるためこちらを参考にしてみてください。また、その点配慮されてか学生の人には66%以上OFFで提供されています。個人的にも学生時代、Adobe Creative Cloud購入して使いましたよ!

現在、PhothshopCCとクリスタを使っています。

文字ツールとレイヤースタイルが進化したらAffinityに戻るかもしれません。特に文字ツールですね、日本語には最適とは言えません。。このあたりはAffinityさんに要望になりますね。

文字ツールの違いはこちらで詳しく解説しました。

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Affinity Photoと組み合わせが必須なクリスタ

Affinityシリーズとクリスタの組み合わせは個人的に必須です。やっぱりAdobeはすごいのです。クリスタで補わないとできないことがいろいろとあります。

クリスタはベクターパスも使えて線修正が楽々、3D機能、アニメも可、お絵描きもできる、買い切りのクリスタ!個人的にはAffinityもいいですが併用必須です。どちらか選ぶならクリスタを選ぶでしょう。

とくに漫画家に人気が高く、宇宙兄弟の小山宙哉さん、東京喰種の石田スイさん、ブラックジャックによろしくの佐藤秀峰さんなど多くの漫画家やイラストレーターが使っています。ただ、線修正ツールなどがあるため、綺麗な線がひけないへたっぴさんにこそおすすめしたいソフトですかね。

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Affinity Photoと脱Adobe

Adobeは知名度が高いグラフィックソフトです。しかし、月額課金なのが難点とも言われます。

adobe税から逃れるアプリ一覧

ただ、Adobe PhotoshopやAdobe illustratorは優秀なので必要なら片方だけとか使ってもいいのかもしれません。個人的にはPhotoshopを選びました。

フォトプラン

Photoshop

フォトプランとPhotoshopの違いはこちら!

Illustrator

Affinity Photoの元となった「Adobe Photoshop」、Affinity Designerの元となった「Adobe Illustrator」、Affinity Publisherの元となった「Adobe InDesign」。

まとめて契約するならこちらが便利です。

adobe税とは毎月(毎年)支払いがあるから税金のようだと名前がついたのでしょう。ただ、他のアプリを組み合わることにより脱adobeできます。

  • Photoshopの代わりはAffinity Photo
  • Illustratorの代わりはAffinity Designer

ただ、これだけでは不十分です。Adobeはやっぱり使いやすいということは長年使っているとよくわかります。

Illustratorはベクター線を単純化する機能があります。しかしこの機能があるアプリがあります。クリスタです。Affinity Photo、Affinity Designer、クリスタの3つがあって脱Adobeできます。

それでもPhotoshopは優秀なので文字のカーニングだけはフォトショの方が使いやすいのですが、他はなんとかなるレベルです(個人的には文字入れだけはフォトショを使っています)。

個人的にクリスタは必須です。他にも漫画を描くために便利な機能がたくさんあります。いらゆるイラストやお絵描きをしたい人には必須のアプリでしょう。拡縮が自在のベクター線を使えるのがおすすめポイントです。Affinity Designerはブラシツールがあまりよろしくないのと、制御点の調整に時間がかかります。

もうひとつは動画編集の問題ですね。PremiereProとAfterEffectsの2つの代わりになると言われるのはDavinchResolveです。もうちょっと初心者向けのものがよければ、Filmora (フィモーラ)もあります。

個人的にはDavinchResolveを使ったところ、PremiereProの代替には十分なると思いました。しかし、AfterEffectsってAdobeの中でかなり優秀なソフトなのですよね。AfterEffectsとDavinchResolveのfusionならAfterEffectsを選ぶ人が多い気がします

AfterEffectsは使うときだけAdobeと契約した方がベターでしょう。

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Affinity Photo v2の使い方

Affinity Photoのサイズ変更/トリミングの一括処理

通常の解像度変更は次のとおりです。

ドキュメント > ドキュメントサイズの変更

トリミングです。

ドキュッメント > キャンバスサイズの変更

ただ、ブログで使うアイキャッチ画像は一括処理したいため、マクロ的なものを探しました。

ファイル > 新規一括ジョブ > 追加

以下はブログ用の画像を用意する場合によく使う設定です。

  • 出力:元の場所に保存(ファイル形式が同じ場合上書きになる)
  • イラストは[PNGとして保存](写真は[Jpegとして保存])
  • 幅だけいれる
  • 縦横比を維持する場合は「A」をチェック

サイズ変更だけではなく、PNGの減色までできる点はすごいところです'(減色の項で説明)。

ただ、一括ジョブはちょっとバグがある気がします…。

解像度の変更は画像がぼける!バイリニア?バイキュービック?

Affinity Photoを使いはじめてすぐに気付いたことですが、「ドキュメントサイズを変更」すると画像がぼけます。一瞬でわかるレベルだと思います。文字なんかは特に露骨にわかります。

PNGのピクセルが偶数なのか奇数なのかの問題が関係していますかね。ただ抜本的な解決方法がほしいところです。

ヘルプの説明は以下のとおりです。

[最近傍]—処理時間が最も短くなるシンプルなリサンプリング。ハードエッジ画像やピクセル作業に使用する。

[バイリニア]—画像のダウンサンプリング時に使用するアルゴリズム的リサンプリング。

[バイキュービック]—画像のアップサンプリング時に使用するアルゴリズム的リサンプリング。バイリニアよりもスムーズなリサンプリングですが、処理時間が長くなります。

[Lanczos 3]—シャープな結果が得られるが処理時間が最も長くなるアルゴリズム的リサンプリング。「分離」でも「非分離」でも使用できます。後者のほうがわずかに良い結果が得られますが、処理速度は「分離」よりも若干低下します。

https://affinity.help/photo/ja.lproj/index.html?page=pages/SizeTransform/imageSize.html?title=%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4

一般的な説明をすると、画像によりますがバイキュービックは綺麗なぶん容量が多いです。バイリニアは容量が軽いぶん、スムーズではありません。

しかしですよ。Photoshopと比較すると明らかにクオリティが低いのです。。。

バイキュービックにすればいいという人もいましたが、それでも、ぱっと見、クオリティが低いのです。英語圏の情報をいろいろあさったところ、Lanczos 3分離可能にするといい感じになりました。

後ほどTwitterでみると、同じような方が少数派ですがいてよかったです。

脱Adobeするならクリスタは個人的に必須ですかね。

Affinity PhotoのPNG減色

少しわかりにくい場所にありますが、書き出す際に減色の設定は必ず用意されています。

ファイル > 新規一括ジョブ > PNGの[…] > 減色
ファイル > 書き出し > [ PNG ]のタブ > その他 > 減色
画面左上の[書き出しペルソナ] > 書き出しオプションの減色

減色の設定をしたのち、プレビューボタンをおすと拡大はできないがプレビューもできるようです。

PNG256を128にすると容量が半分ぐらいになります。クオリティはそれほど変わらないかもですが、画像によります。グラデーションは注意した方がよいでしょう。

どちらかというと品質はリサンプル方法の方が大事です。減色方法はその画像が何色使っているっぽいで変えています。

画面外の色を取得する

[カラー]パネルのスポイトアイコンをドラックすると可能なようです。塗りつぶしの際にもこのメニューは表示できます。

なおツールパレットのスポイトアイコンは画面内だけです。

中央配置

Photoshopの場合は切り取って貼り付けると中央配置になりますが、Affinity Photoは画面上部の整列ツールで中央に配置できます。少し手間だと思いましたが、許容しましょう。

縦横比固定で拡大縮小

Adobe慣れしていると、シフトを押しながら拡縮しますよね。Affinity Photoはそうじゃなかったのです…。初期設定はAdobeユーザーには辛いので変えてしまいましょう。

Affinity Photo > 環境設定 > ツール > 移動ツールの縦横比制約[ デフォルトで制約しない ]

デフォルトで制約しないは、少し意味がわかりにくい気もしますが、これでShiftで拡縮できます。

Affinity Photoはraytrektabで使えるのか!?

一応使えるようですね。このかたは最新の8インチモデルのようですね。個人的には10インチモデルを持っているため、10インチにインストールしました。

Affinity Designerでオブジェクトの切りはりや調整は問題なくできますが、ブラシでガリガリと描くのは重いという印象を持っています。あとオブジェクトが増えてくるとやっぱり重たくなります。raytrektabではやはりスペック不足な気がしていてWindowsタブレットは買い換えるつもりです。

やはりスペックが高いFMV LOOXですかね。Wacomのペン採用です。詳しくはこちらの記事でまとめました。

参考になれば幸いです。

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